【幼児教育コラム】なぜ日本人は「日本語しか話せない人」が多いのか?

こんにちは、キティインターナショナルスクールです。
梅雨だというのに、真夏のような蒸し暑さが続きます。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、良くご質問頂くものとして、「幼児に日本語と英語、両方話すと混乱しますか?」というのがあります。
回答しますと、日々の生活で日本語と英語の両方を話しても、幼児は混乱しません。むしろ、適切な環境継続的なインプットがあれば、

幼児は自然に2つの言語を学び、バイリンガルとして育つことができます。


脳の発達において、幼児期(特に0〜6歳)は「言語の臨界期」と呼ばれ、複数の言語を習得するのに最も適した時期です。 幼児の脳は、日本語と英語を「別の言語」として区別して処理する力を持っていて、子どもは自然に分けて吸収します。
ただし注意点があります。


①量と質のバランス:どちらかの言語のインプットが極端に少ないと、その言語の習得が遅れることがあります。


②一貫性:例えば「ママは日本語・パパは英語」などのルールがあると、子どもは分かりやすいです。


③年齢に応じた関わり方:絵本・歌・遊びなど、自然にことばを使う機会があると効果的です。


研究によると、バイリンガルの子どものメリットとして、


●注意力・記憶力が発達しやすい。


●複数の視点で物事を考える力が育つ。


●他文化への理解が深まる。


といったことがあると言われています。


日本語と英語、両方話すのはむしろメリットの方が大きいと言えます。

一見混乱しているように見える「コードミキシング(例:これ eat する)」も、脳が自然に使い分けを学習していくプロセスで、バイリンガル発達には自然なことなのです。

クレヨンで塗り絵をしている様子

 

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