【幼児教育コラム】幼稚園発祥の国!ドイツの幼児教育って?

こんにちは、キティインターナショナルスクールです。

秋が深まり木々が紅葉する時季を迎えました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は幼稚園発祥の国であるドイツの幼児教育についてご紹介します!

幼稚園発祥の国ドイツ

幼稚園は1840年にドイツ人である教育学者フリードリヒ・フレーベルによって始められました。

フリードリヒ・フレーベルは、世界初の幼稚園「一般ドイツ幼稚園」を設立し、「いざ、子どもとともに生きん」という言葉をモットーに小学校に行く前の幼児教育の場を作り上げたのです。

フレーベルは、現代まで続く幼稚園教育の基礎を築き「幼児教育の父」と呼ばれています。

「キンダーガーデン」という言葉もフレーベルが作っています。

現在の幼稚園教育でも行われている遊戯や歌、絵を描くなどの学習方法は、彼のコンセプトから生まれています。

庭や花壇などの自然を幼稚園に取り入れたこともそうです。

また彼は積み木の元となった「恩物」というおもちゃの考案者でもあります。

そんな彼の教育方針は「フレーベル教育」と呼ばれています。

フレーベル教育って?

フレーベルは「子どもは5歳までの学びが全て」だと考えていました。

特に、幼児教育では遊びが重要であると考え、遊び中心の幼児教育を発展させました。

中でも自然とのふれ合いのある外遊びと歌遊びが大事だとされました。

自然とふれあうことで、子どもの観察力や知識、社会適応能力が高まると考えられていたのです。

フレーベルは子どもは最も創造的な生き物だと捉え、子どもは自ら何かを絶えず想像し、実際に作ることが自然な姿だと思っていたのです。

その為、子どもが掴みやすいサイズ感で組み合わせて自由に形を創造出来る、積み木の元となった「恩物」を考案したのです。

「恩物」の魅力は、子どもが使い方を大人に教わらなくとも勝手に遊ぶことが出来たということです。

その為、子どもの自主性もまた育ったのです。

日本ではあまり見られませんが、海外の幼稚園では、子ども一人ずつに花壇が設けられます。

これは自然とのふれあいを重要視したフレーベルの影響によるものです。

自分の花壇に好きな花を植え、水をあげたり雑草を処理したりして面倒を見ることで観察眼が育ち、些細な違いにも気付くことが出来るようになり、自分以外のものや人を気に掛けたり大事に出来る心が育つんです。

また花壇で野菜を育てると、食育の一環にもなります。

自分で野菜を育てることで、食べ物への興味を引き立てたり、旬という概念を理解することが出来ます。

愛着を持って育てられると野菜嫌い克服にもなりますよ!

同時に知識もつけられます。

このようにフレーベルは遊びが幼児教育において大事であると考えていました。

その理由は、「幼児期の遊びで子どもは生きるために必要な様々な能力が身に付く」と考えていたからです。

こうして見てみると、フレーベルの幼児教育は現在の日本の幼稚園にも大きな影響を与え続けていることがわかりますよね。

私たちキティーインターナショナルスクールでも、遊びは重要な学びの機会として考えています。

オールイングリッシュのスクールでありながら、日常生活の中に歌やダンス、ロボット制作、ゲーム、体操など、様々なアクティビティを取り入れ、遊びによってどんな興味を持つお子様でも楽しめる環境と、興味を広げられる環境をご用意しています。

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KISはお子様の未来を輝かせるために、赤ちゃんからの英語環境での国際教育の必要性と重要性を見逃さず、お子様に最高の教育環境を提供いたします。

お子様が自信を持って英語でコミュニケーションできるようになると、新たな可能性が広がり、世界の舞台で活躍するチャンスが広がります。

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