こんにちは、キティインターナショナルスクールです。
花便りが一段とにぎやかな季節となりましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
幼少期は子どもの心や性格を形成する上で非常に重要な時期です。
この時期には、子どもたちは自己認識や社会性、感情の理解など、人間としての基本的なスキルや特性を獲得していきます。
また、幼少期に受けた経験や教育は、将来の行動や態度に大きな影響を与えることがあります。
そのため、幼少期に適切な環境や教育を提供することは、子どもの健全な成長と幸福にとって極めて重要です。
今回は、そんな重要な時期である幼少期の育て方について、親御さんが心得るべきことをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
保護者が心得るべき7つのこと
以下の7つのポイントは、文部科学省が公開している「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の中からピックアップしたものになります。
①規則正しい生活リズムを保つ
②思いやりを持って接する
③満足感や達成感を得る機会を作る
④いろいろな人と関わりを持つ
⑤遊びや生活のなかで考える力を伸ばす
⑥自然と関わりを持つ機会を作る
⑦美しいものや心を動かす出来事に触れる機会を作る
全てを意識しながら子育てするのは大変ですので、できることからはじめてみると良いでしょう。
一つずつ見ていきます!
①規則正しい生活リズムを保つ
幼少期は「生活リズム」が形成される重要な時期であり、規則正しい生活を心がけることが肝要です。
保護者が特に意識すべきポイントは、以下の2つです。
・食事や睡眠、遊び、休息などを心地よい流れで過ごすこと
・子どもに適切な声掛けをして、睡眠やお風呂、歯磨きなどを行う前に準備させること
日々同じ流れや時間で食事や睡眠、遊び、休息を過ごすことで、生活リズムが徐々に整っていきます。
また、保護者が子どもに声掛けをする場面では、食事や睡眠などの必須な活動に関連したものが効果的です。
例えば、子どもが遊んでいるときに食事の香りが漂ってくると、自然に食事に興味を持つことがあります。
このような時に「お腹がすいたね」「ごはんを食べようか」と声をかけることで、食事に誘導できます。
生活リズムを整えることは、食事や睡眠などで子どもをスムーズに管理する上で役立ちます。
将来的に規則正しい生活を送るために、幼少期から正しい生活習慣を身につけることが重要です。
②保護者が子どもに対して思いやりを持って接する
幼少期に限らず、保護者が子どもに思いやりを持って接することは非常に重要です。
子どもの行動や心情を暖かく受け止め、理解しようとする姿勢は、子どもにとって「信頼感」と「安心感」をもたらします。
安心した環境では、子どもが学ぼうとする意欲や新しいことに挑戦する勇気を育むことができます。
日々の忙しさの中でも、余裕がある時には子どもの表情や感情をじっくり観察し、喜びや悲しみ、怒りなどに共感し、適切に対応してあげることが大切です。
③満足感や達成感を得る機会を作る
文部科学省の「子どもの意欲・やる気等の向上・低下に係る調査研究成果・事例の収集調査」によると、幼少期に「成功体験」を積み重ねることで、子どもは自分の課題に意欲的に取り組むことができるようになります。
ここで言う「意欲・やる気等」とは、自己を認め、様々な事象に前向きに取り組む力を指します。
子どもの「自己効力感」や「積極性」、そして「主体性」を高め、他者との連帯感を得られるためには、成功体験や達成経験を伴う野外体験活動やスポーツ活動、就労体験活動などが重要です。
ですから、子どもには自分の力で達成できる課題を与えることが重要です。
例えば、2歳前後の子どもには、パジャマのズボンを自分で履くといった課題を設定することができます。
自分の力で考えたり工夫したりしながら、諦めずに課題を達成することで、子どもは達成感や満足感を得ることができます。
そして、それによって自信を持って様々な挑戦に取り組むことができ、自立心を育むことができます。
日常生活の中で子供にチャレンジする機会を与えることを意識してみてはいかがでしょうか。
④いろいろな人と関わりを持つ
幼少期には、さまざまな人との関わりを通じて、協調性や共同性を発展させることができます。
例えば、公園で同年代の子どもたちと遊んだり、異なる世代の祖父母と時間を過ごすことが挙げられます。
こうした交流を通じて、人間関係を築く力や、他者との協力や共感の重要性を学ぶことができます。
他者とのコミュニケーションにおいては、相手の気持ちを考えることが不可欠です。
例えば、会話の際には自分の言葉が相手にどのような影響を与えるかを考えることで、思いやりの心を身につけることができます。
➄遊びや生活のなかで考える力を伸ばす
幼少期の子育てでは、遊びや日常生活の中で考える力を養うことが不可欠です。
親がすべてを教えるのではなく、子どもが自ら「なぜ?」「どうして?」と考える機会を与えることが重要です。
子どもが工夫したり試みたりして失敗することもありますが、その過程を寛大な心で見守ることも大切です。
親がすべてを教えてしまうと、子どもは自ら考えることを怠り、他人に依存する傾向が生まれてしまいます。
幼少期は思考力や判断力、表現力を養うための重要な時期ですので、子どもが深く考える機会を与えてあげましょう。
⑥自然と関わりを持つ機会を作る
幼少期に自然とふれ合う機会を提供することで、「生命の尊さ」を学ぶことができます。
身近な動物や植物、昆虫などと触れ合うことで、それらに対する接し方や大切さを考えることができます。
例えば、観葉植物に水を与え忘れて枯らしてしまう経験をすると、「植物には水を与える必要がある」「大切に世話をすることが重要だ」といった感情が芽生えるでしょう。
保護者は、子どもが生命を尊重し、大切にする心を育むようサポートすることが重要です。
⑦美しいものや心を動かす出来事に触れる機会を作る
美しいものや心を動かす出来事に触れることで、子どもの感受性が向上し、美しいものや良い行動に対する理解が深まります。
また、美しいものや心温まる出来事は、子どもの情緒的な安定感を促進します。これにより、ストレスや不安に対処する能力が向上し、心のバランスが保たれます。
その結果、優しさや思いやり、感謝の気持ちなど、良い価値観が形成されます。
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